ファッション誌「ハピーナッツ(Happie nuts)」が、7月17日に復刊する。発売元だったインフォレストの倒産により2014年5月号をもって休刊していたが、2015年4月に復活した「小悪魔ageha」と同様にネコ・パブリッシングが発売元、トレースクルーが発行元となり再スタートを切る。発行部数は10万部で、価格は税込650円。
ギャル系雑誌「ナッツ」復刊の画像を拡大
前身の「ハピー(Happie)」から改名して誕生した「ハピーナッツ」は、辛口なギャル向けのファッションマガジンとして2004年11月に創刊。「nutsメイト」と呼ばれる専属モデルには武田静加や尾崎紗代子、峯村優衣らが名を連ね人気ギャル雑誌として多くのファンを獲得していたが、インフォレストの倒産により無期限で休刊していた。
ギャル文化が衰退しているだけではなく、情報収集の場が雑誌からSNSにシフトしているこのタイミングでの復刊について、編集部は「nutsメイトのみんなと会ったり、読者のみんなと話をしているうちに、nutsのことを好きで待っていてくれる人たちがこんなにいるなら、絶対にまた始めなくちゃって思いました」とコメント。新装刊する「ハピーナッツ」では、これまでよりも大人のスタイルを提案し、"自分らしさ"を曲げない読者に向けて発信していくという。復活号では倖田來未が表紙を飾り、インタビューも掲載される。