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「美術手帖」がファッション特集 山縣良和や東佳苗ら日本の気鋭デザイナー紹介

2015年06月30日 18:22  Fashionsnap.com

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「美術手帖」8月号で特集される「リトゥンアフターワーズ」(上)と「縷縷夢兎」(下) Image by: Fashionsnap.com / (C) 東佳苗(縷縷夢兎)
月刊「美術手帖」(美術出版社)が、7月17日発売の8月号でファッションを特集する。ファストファッションが席巻する中で「縷縷夢兎(るるむう)」の東佳苗や「ノリコナカザト(NORIKONAKAZATO)」の中里周子、「リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)」の山縣良和ら既存のファッションの在り方にとらわれない日本の気鋭デザイナーを紹介し、"ファッションの現在地"を探る。価格は税別1,600円。

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 同誌ではアイドルカルチャーやサブカルチャーとの結びつきやSNSによる拡散など、ファッションという枠組みを超えた「インディペンデントな在り方」で新たな可能性を追求しているデザイナーに着目。玉城ティナと乃木坂46 堀未央奈がモデルとして登場する巻頭ファッションヴィジュアルでは新進ブランド「縷縷夢兎」と「ノリコナカザト」にフィーチャーし、インタビューを通じてデザイナーの素顔に迫る。ファッションコンテスト「LVMH Young Fashion Designers Prize」のファイナリストに日本人で初めてノミネートされた「リトゥンアフターワーズ」のデザイナー山縣良和のページでは2002年から現在までの活動を振り返るとともに、美術評論家 椹木野衣との対談を公開。このほか、「マメ(mame)」の黒河内真衣子や「ハトラ(hatra)」の長見佳祐ら注目のファッションデザイナー、ショップオーナー6名の「思考のもと」を探る企画をはじめ、「ファセッタズム(FACETASM)」の落合宏理や「タロウ ホリウチ(TARO HORIUCHI)」の堀内太郎ら気鋭のドメスティックブランドの特集、「ティート(tiit)」の岩田翔や「マラミュート(malamute)」の小高真理、中里周子、横澤琴葉の4名の若手クリエーターによる「ファッションで生き抜くために必要なこと」をテーマにした対談などが掲載される。