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同性婚が全米で承認、ファッション業界の反応は?

2015年06月29日 16:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

判決を受けてファッション業界で喜びの声を続々とインスタグラムに投稿
アメリカ連邦最高裁判所が26日、同性婚を承認する判決を下し、これによって事実上アメリカ全土で同性婚が合法化されることになった。歴史的な判決を受け、ファッション界で喜びの声が続々と上がっている。

全米で同性婚承認、その反応の画像を拡大

 ファッション業界では同性愛者であることを公言している関係者も多く、デザイナーやファッションブランドはこのニュースにいち早く反応を示した。SNSでは「#lovewins」のハッシュタグとともに、それぞれの表現で喜びや支持する姿勢が発信されている。
 デザイナーでは、マーク・ジェイコブス(Mark Jacobs)や、ジェレミー・スコット(Jeremy Scott)、ザック・ポーゼン(Zac Posen)、タクーン・パニクガル(Thakoon Panichgul)、そのほか「ステラ マッカートニー(Stella McCartney)」や「アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)」「コーチ(COACH)」「ユニクロ」「GAP」などのブランド、そしてヴォーグやエルといったファッション誌も、インスタグラムで判決を歓迎するポストを投稿。ショービズ界では、レディー・ガガ(Lady Gaga)やマドンナ(Madonna)、マイリー・サイラス(Miley Cyrus)、カーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)などが支持を表明し、先日トランスジェンダーであることを告白してメディアの注目を浴びたケイトリン・ジェンナー(Caitlyn Jenner)は歓喜する姿が目撃された。また、米国ファッション協議会(CFDA)の公式ページでは、CFDA所属メンバーによるツイッター投稿を掲載している。
 同性婚合法化のニュースはアメリカだけでなく世界中に広がり、全米各都市のほかパリやロンドン、先月国民投票によって同性婚が合法になったアイルランドの首都、ダブリンなどではプライドパレードが開催され判決を祝福。FacebookやTwitterではアイコンをLGBTの社会運動を象徴するレインボーフラッグ仕様にカスタマイズする機能が追加され、SNSでも歓迎ムードに染まっている。