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別れを遠ざける彼とのケンカを減らす方法

2015年06月27日 00:02  オズモール

オズモール

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ささいなきっかけから、本格的なケンカに発展。どうして彼は自分の気持ちをわかってくれないんだろう…と怒りがふつふつと湧き、説き伏せようとした経験はない?

恋愛コーチの立川ルリ子さんは、「女性は“自分のことを理解してくれることが愛情表現”と考えている人が多いようです。そのため、わかってくれない男性に“愛情不足”を感じ、カッとしてしまいがちなんです」と教えてくれた。

でも、そこで説き伏せると、そのときは理解したそぶりを見せていても、彼は居心地の悪さを感じてしまったり、心の中にモヤモヤが残ってしまうのだとか。

「怒りの感情にまかせて、相手を非難したり、考えを変えさせたりしても、いい結果を生まないと頭に入れましょう。そもそも彼の考え方を自分の思い通りにできたところで、自分に対する愛情が増えることはありません」(同)

彼を責めたくなる気持ちはグッと抑えて、自分の心の奥に一時的にしまっておくのが得策。時間が経って怒りがおさまれば、彼に言うべきことと、言わなくてもいいことの振り分けが自然にできるようになるはず。

「1日経っても怒りの感情がコントロールできない場合は、次のチェックを試してください」(同)

□絶対に譲れない出来事なのか?
□彼に理解してもらわないと解決しないのか?
□ふたりの将来に大きく関わることなのか?

この3つすべてに当てはまるほど大切なことなら、彼が理解できるまできちんと話す必要がある。ただし、彼と話をするときはあくまで冷静に、愛情を持って伝えるのがポイント。

「どちらが正しい・正しくない、での正義で争っても、ふたりの未来のためになりません。彼はあなたの大切なパートナー。彼とこの先どんな幸せを築きたいのか、心の隅にその未来図を描いておくと、やさしく彼に接することができ、自然にケンカも少なくなっていきますよ」(同)

いままで生きてきた道が違うのだから、ふたりの意見が食い違うのは当たり前。すべてを自分の思い通りにしようとせず、相手の考えも柔軟に受け入れて。


立川ルリ子
恋愛コーチ。25歳よりラウンジを経営、のべ200人以上の接客業の女性たちをコーチングの技術で魅力的に育て上げる。その後ネイルサロン経営に転身。施術中に恋愛相談をすると「必ず結果を出せるアドバイスがもらえる」と話題になり、恋愛カウンセリングが人気に。2011年より定期的に恋愛セミナーを開催。10年で7万人という顧客データをもとにしたアドバイスには定評がある。近著は『「この女に愛されたい」と思われる“彼女”になる方法』(大和出版)、『気のない彼、無理めな彼、マンネリな彼、どんな彼でも自然とあなたに恋する本』(SBクリエイティブ)。女性の恋の悩みを解決する日本最大級のサイト「恋愛ユニバーシティ」にてコラムを執筆中。