北米ホンダは、現地時間28日に行われる第93回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムの決勝でペースカーとして走行する新型NSXを公開した。
パイクスピーク・ヒルクライムは、コロラド州にある標高4301mのパイクスピークで争われる伝統のヒルクライムイベント。今年は140のエントリーを集めたこのイベントのペースカーとして、今年1月にデトロイトショーで初公開され、年内に北米での販売がスタートする予定の新型NSXが採用されている。
決勝を前にカラーリングが公開されたこのペースカーは、新型NSXの開発を主導したホンダR&Dアメリカが手がけたもの。ドライバーは北米ホンダ広報部門のシニアマネージャーを務め、過去に2回のパイクス参戦経験をもつセージ・マリーが担当する。
なおこの走行にあたって、ホンダはコース沿いに合計24個のカメラを設置。新型NSXがパイクスピークを走行する様子をソーシャルメディア上で配信するということだ。