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パリに"七服神"が降臨 リトゥンアフターワーズがコレットのショーウィンドウ飾る

2015年06月26日 21:22  Fashionsnap.com

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デザイナー山縣良和が手掛ける「リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)」が、パリのセレクトショップ「コレット(colette)」のショーウィンドウを飾る。期間は、16年春夏メンズコレクションウィークとオートクチュールコレクションの間の期間となる6月29日から7月4日に決定。サントノレ通りに面したウィンドウには、2013年春夏コレクションで発表された服の神様"THE SEVEN GODS=七服神"が出現する。

コレットにリトゥンの"七服神"降臨の画像を拡大

 「コレット」のショーウィンドウは高級ブティックが立ち並ぶサントノレ通りのランドマーク的存在で、これまで著名ファッションブランドだけではなく、日本人アーティストとして東信や故 野田凪らも担当してきた。デザイナー山縣良和は、2015年1月に「コレット」のクリエイティブディレクターサラ・ ルルフル(Sarah Lerfel)と東京ファッションアワードの展示会で会った際に依頼を受け、構想がスタート。サラは「リトゥンアフターワーズ」2015-16年秋冬コレクションのショーに来場し、山縣について「ファッションとアートの境にいる人物。彼はゴールを想像させないことが面白いのだと思います」とコメントしていた。
 ショーウィンドウには20151-6年秋冬コレクションのショーに登場した地球を飾るという案もあったが、スペースの問題から断念。日本独自の創造性が評価され、当初から案として上がっていた服の神様"THE SEVEN GODS=七服神"が展示されることになったという。服の神様"THE SEVEN GODS=七服神"のうち一体をパリ仕様にアレンジする予定で、コレットのためにデザインした熊手も展示する予定。山縣良和は今回のウィンドウに向けて「日本の歴史に向き合ったクリエーションの独自性と、面白さを伝えたい」とコメントしている。