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三代目 J Soul Brothers、映画『アンフェア』主題歌に決定 メンバーコメントも到着

2015年06月26日 10:11  リアルサウンド

リアルサウンド

三代目 J Soul Brothers。

 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEが、9月5日より公開の映画『アンフェア the end』の主題歌として「Unfair World」を提供すると発表した。


 2006年1月期に連続ドラマとしてスタートした同シリーズは、篠原涼子演じる女刑事・雪平夏見が、自身の父が目指した警察組織の浄化を成し遂げるため、国家を裏で操る権力組織に対峙する姿が描いたハードボイルド・サスペンス。今回の映画版は、物語の真相に迫るシリーズ完結編で、同シリーズの主題歌を男性アーティストが務めるのは初めてとなる。番組プロデューサー・稲田秀樹氏は起用の経緯について「これまで『アンフェア』の主題歌はすべて女性ヴォーカリストが歌ってきました。しかし、シリーズ最期の『the end』にあたってはアンフェアらしいサプライズ感を含めて、今まで雪平を通り過ぎていった男たちからのメッセージソングにしたいと考えました」とコメント。続けて「今作のテーマである『悲恋』を表現できる男性アーティストを考えたところ、今をときめく三代目J Soul Brothersさんに行き着きました。Unfair Worldと名づけられたその楽曲は10年にもわたるアンフェアシリーズのラストを飾るのにふさわしいものでした。『the end』の大きな役どころを担う、兄貴分のAKIRAさんも出演されているので、曲と共に“アンフェア”に新たな世界観が生まれることを期待しています」と映画で描き出す世界観に三代目のイメージが重なったことを述べている。


 また、主演の篠原涼子も「切ない歌詞とメロディーが今回の『アンフェア the end』の世界観にピッタリで、まるで雪平に向けて歌われているようで、初めて聴いたときに鳥肌がたちました。いま最も勢いのある三代目J Soul Brothersさんに唄って頂き、タイトルもズバリ『Unfair World』ということで、感激しています」と感謝の意を表し、「これまで女性アーティストが主題歌を担当してくださっていたので、雪平の心情を唄った楽曲が多かったですが、今回は、男性から見た『雪平夏見』像が描かれているので、守られているような気持ちになりました。映画を観た後にこの楽曲を聴くと、歌詞の世界観が、より深く味わえると思うので、映画のエンドロールでこの曲が流れるのが今からとても楽しみです。いつかカラオケでも唄ってみたいです(笑)」とコメントを寄せている。


 楽曲は、意志の強い男らしさと、それでいて繊細な女性らしさを同居させた切ないバラード曲で、ボーカルの登坂広臣は「『Unfair World』のレコーディングでは、楽曲の世界観だけでなく、元々、このアンフェア作品を見ていた自分のイメージやこの曲によって更に映画の物語に深みや情景や心境などが少しでも広げられれば、と思いレコーディングしました!!」と今作に対する意気込みを語っている。また、ボーカルの今市隆二は「主人公の気持ちを歌うのではなく、主人公をそっと見守る男性の心情を歌わせて頂きました。男性の気持ちを自分なりに理解して歌入れをしました。歌う部分と、喋るように歌う部分を意識しながら歌い、この曲の世界観がより伝わるように心がけました。この曲が映画の世界観を増幅できることを願っています」と楽曲に込めたメッセージを述べた。


 最後に、三代目リーダーのNAOTOは「この度は映画『アンフェア the end』の主題歌に『Unfair World』が決定しとても光栄に思います。長い間多くの方々に愛されてきたこの作品が今回で最後ということでその締め括りに少しでも華を添えれたらと思っています。主題歌も映画の重要な一部だと思います。スタッフの皆様、ファンの皆様の熱い気持ちを裏切らないよう精一杯努めさせて頂きます」と真っ直ぐな気持ちを語っている。