『THE 世界名作劇場展 ~制作スタジオ・日本アニメーション 40年のしごと~』が、7月30日から東京・東武百貨店池袋店で開催される。
同展は、アニメーション制作会社・日本アニメーションの創業40周年と、アニメシリーズ『世界名作劇場』の放送40周年を記念して開催。「世界中の子どもたちと家族に向けた、心を豊かに育むアニメーションづくり」を掲げた日本アニメーションの制作過程にスポットを当て、『世界名作劇場』を中心とする作品群の制作資料、原画などを展示する。
会場では『フランダースの犬』『母をたずねて三千里』『赤毛のアン』『ロミオの青い空』などのキャラクター設定原画100点が初めて一般公開されるほか、森やすじによる『フランダースの犬』『シートン動物記 くまの子ジャッキー』のイメージボード、遠藤政治による初期の『あらいぐまラスカル』や『みつばちマーヤの冒険』のスケッチ、美術監督・井岡雅宏、椋尾篁による背景美術を紹介。さらに宮崎駿直筆の『赤毛のアン』レイアウト原画30点が初公開される。
また、『赤毛のアン』のシーンを再現した撮影コーナーや、日本アニメーションが手掛けた映像の数々、放送25周年を迎えた『ちびまる子ちゃん』のコーナーなども設けられる。物販コーナーでは限定グッズの販売や、ライセンス商品の先行発売なども予定。
なお、同展は東京会場の会期後に約2年間をかけて全国を巡回。北海道・帯広藤丸百貨店や広島の奥田元宋・小由女美術館などでの開催が予定されている。