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マンガで世界を辿る、アーティスト吉川有悟のマルチメディア展が銀座シャネルで開催

2015年06月25日 18:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

©Hugo Yoshikawa
新進気鋭のアーティスト吉川有悟の展覧会「Le voyage de Taka et Yukimi - タカとユキミの冒険旅行」が、シャネル・ネクサス・ホールで6月25日から開催される。「今回の展示は個展であるのと同時にマンガ本でもある」という吉川による初のマルチメディア展で、マンガを軸に多彩なヴィジュアル表現で世界各地を紹介。会期は7月20日まで。

吉川有悟の展覧会「タカとユキミの冒険旅行」シャネル4階で開催の画像を拡大

 1986年東京生まれの吉川有悟は、日本人の父とフランス人の母を持ち、幼少期からさまざまな国で暮らしてきた。現在では、その経験で培ったグローバルな視点から、イラストやマンガ、ドローイングの垣根を越えた創作活動を展開している。
 初のマルチメディア展「タカとユキミの冒険旅行」は、インクと水彩中心のイラストレーションの領域を越えて、アニメーションやインスタグラム、青写真、3Dプリンターまで新旧さまざまな表現メディアが実験的に用いられているのが特徴。「旅」をテーマに、吉川の分身でもあるタカと幼なじみのユキミが世界旅行をするという設定のもと、ハンドドローイングやシルクスクリーンで表現されたロンドンやパリ、ニューヨーク、モスクワ、上海、東京など各都市のランドマークや大衆文化を2人の足取りとともに辿る。
 なかでも、「Somewhere in Central London」は、吉川が拠点としているロンドンから、「シャネル」の旗艦店もあるニュー・ボンド・ストリート界隈が細かい 描写と躍動感のあるタッチで再現された3メートル級の大作。「僕というカラーは手で描くことから生まれる」と語る吉川のペンと筆の魅力が凝縮されている。
■Le voyage de Taka et Yukimi - タカとユキミの冒険旅行期間:2015年6月26日(金)~7月20日(月) 12:00~20:00 (入場無料・無休) 場所:シャネル・ネクサス・ホール 中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F