新番組『廃墟の休日』が、7月10日24:52からテレビ東京、テレビ大阪ほかでスタートする。
俳優とそのクリエイター仲間が国内外に点在する廃墟を旅する様子を映す同番組。廃墟を訪れる俳優たちの素顔を捉えたドキュメンタリーパートと、彼らが道中や廃墟で繰り広げる即興芝居の2つの要素で構成される。撮影には、ドローンや4Kカメラを駆使し、臨場感のある映像を実現しているという。
1話から3話に登場するのは、安田顕と安田の出演作『たとえ世界が終わっても』などで知られる映画監督の野口照夫。SNSで知り合った廃墟に詳しいジョン・Tに誘われて兵庫と長崎の廃墟を訪れた安田と野口が、待ち合わせ場所に姿を見せなかったジョン・Tのメールによる指示などで目的地に到着し、廃墟を後世に伝えるために撮影を行う、というストーリーだ。1話では兵庫の摩耶観光ホテル、2話では長崎の「軍艦島」こと端島、3話では同じく長崎の中ノ島を訪れる。
なお、4話以降ではアメリカなどで撮影が行われる予定。出演者は後日発表される。
■安田顕のコメント
美しさを感じることができたり、そこの迫力に圧倒される廃墟もあり、その時々で様々な顔を見せてくれました。
今回、訪れた廃墟の中で漠然と過去との対話をしていたような気持ちになりました。
やがて、形がなくなるであろう『廃墟』という刹那の美しさをぜひご覧ください。