オーストリアF1合同テストに参加したマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、マシンが信頼性を発揮し、順調に周回を重ねられたことに「とても満足している」と語った。
オーストリアGPに大規模なアップデートを持ち込んだマクラーレンだが、それを搭載したアロンソ車が、決勝1周目にキミ・ライコネンとのクラッシュで破損。そのためチームはテストプログラムを変更、初日にはテスト&開発ドライバーのストフェル・バンドーンを走らせ、スペアパーツを取り寄せてアロンソが走るテスト2日目に臨んだ。
24日、新しいショートノーズなどさまざまなエアロコンポーネントのテストに集中し、アロンソは104周を走り、1分10秒718で9人中7位だった。
チームはマシンが信頼性を発揮したことを喜んでおり、アロンソも今回のテストに満足感を示している。
「今日はポジティブな一日だった。一番重要なのは、この数戦問題を抱えていたものの今日のテストでは周回をある程度重ねられたということだ。今日は100周以上を走り、昨日はストフェルも走りこんでいるので、今回のテストでたくさんのデータを集めることができたと思う」
「これからファクトリーでさまざまな分析を行わなければならないが、そのためのデータはたっぷり揃っている。テストの内容にはとても満足している」