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フォース・インディア、Bスペック・パーツを最終テスト

2015年06月23日 23:50  AUTOSPORT web

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第2回インシーズンテスト/レッドブルリンク1日目 エステバン・オコン(フォース・インディアVJM08)
フォース・インディアF1チームは、23日から2日間にわたって行われるインシーズンテストで、Bスペック仕様の最後のパーツをテストする予定だ。

 今年、風洞の変更やサプライヤーへの支払い問題などで新車の準備が遅れたフォース・インディアは、シーズン中に大規模なアップグレードを行うことを目指してきたが、期待の“Bスペック”マシンはこれまで何度も導入が延期されてきた。

 当初の計画では、今週のインシーズンテストで初めてBスペックマシンを走らせる予定だったが、チームはその後に方針を変更し、5月のモナコGPから段階的にパーツを投入しながら開発を進めてきた。

「モナコ以来、(Bスペックマシンの)新しいパーツを着実に導入してきた」と、フォース・インディアの副代表を務めるボブ・ファーンリーは語っている。
「すでにメカニカル・エレメントのいくつかを導入している。信頼性を確立するためのテストも順調だし、期待したパフォーマンスを発揮しているよ」
「オーストリアのテストでは、空力の検証および相関関係を確認したいので、重要なボディワークのプロセスが控えている」

 チームの計画では、ホームレースとなる次戦イギリスGPで完全仕様のBスペックマシンを2台揃えることになっている。

「2台のシャシーを持ち込みたいと思っている」とファーンリー。
「我々としては計画どおりであり、どちらかといえば早くからコンポーネントを投入してきたので、計画より少し進んでいる」
「若干シャシーをモディファイしなければならないが、製造中の新しいシャシーが一台は到着しており、2台目を急いでいる」

 今回のテストでは、エステバン・オコンが1日目の作業を担当し、2日目にパスカル・ウェーレインが走行することになっている。