世界ラリー選手権(WRC)に参戦しているアンドレアス・ミケルセンは、コドライバーを務めるオラ・フローナと一緒に所属しているフォルクスワーゲンから長期契約のオファーを受けたと報道。フォルクスワーゲンは、ミケルセンと共にセバスチャン・オジェ、ヤリ-マティ・ラトバラという現在のラインアップを長期にわたって継続するようだ。
フォルクスワーゲンが2013年にWRCに復帰して以来、第3ドライバーとしてフォルクスワーゲン・ポロR WRCのステアリングを握ってきたミケルセン。まだ勝利はないものの9度の表彰台を獲得している。
チーム代表のヨスト・カピートは、26歳の若きノルウェードライバーが初勝利を挙げるのは遠くないだろうと語る。
「この2年間と今シーズン、我々は一緒に成功を楽しんでいる。アンドレアスとオラが初優勝を遂げるのにそんなに多くの時間はかからないと確信しているよ。我々は、アンドレアスの才能と、彼が行う分析や戦術の方法に感銘を受けている。契約延長を行えることに喜んでいるよ」
「2度の世界チャンピオンであるセバスチャン・オジェと昨年はランキング2位を獲得したヤリ-マティ・ラトバラ、そしてランキング3位のアンドレアス・ミケルセン。フォルクスワーゲンは、現在のラリーシーンで想像できるベストなドライバーラインアップを持っているんだ」とカピート。
2011年のシュコダ・ファビアS2000でインターコンチネンタル・ラリー・チャレンジに参戦して以来、フォルクスワーゲンに所属するミケルセン。2つのシリーズタイトルをもたらし、WRCテストにも参加するなどフォルクスワーゲンとの関係は深い。
「チームが僕と僕のパフォーマンスに満足していて、一緒に仕事を続けたいと感じていることを知れて素晴らしい気分だね」とミケルセンは語っている。