蜷川幸雄演出の舞台『ヴェローナの二紳士』が、10月12日から埼玉・彩の国さいたま芸術劇場で上演される。
同公演は、シェイクスピアが執筆した戯曲全37作品を、蜷川の演出・監修のもとで上演することを目指す「彩の国シェイクスピア・シリーズ」の第31弾。恋や友情、裏切りを題材に、若者たちが巻き起こす騒動を描いた喜劇として知られる『ヴェローナの二紳士』を、女性役も含めた全ての役を男性キャストが演じるオールメール作品として上演する。
キャストには、初の女役に挑戦する溝端淳平をはじめ、『仮面ライダーオーズ/OOO』『るろうに剣心 京都大火編』などの出演で知られる三浦涼介、蜷川演出の舞台『トロイラスとクレシダ』『ロミオとジュリエット』などで娘役を演じた月川悠貴、蜷川演出作品に初参加となる高橋光臣らが名を連ねている。
なお、同公演は埼玉公演を皮切りに、11月6日から大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、11月14日と15日に愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT、11月21日から福岡・キャナルシティ劇場でも上演される。