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AKB48村山彩希、加入のきっかけは満島ひかりが親戚だから? 「お父さんが『うちの娘もイケるだろ』って…」

2015年06月22日 18:01  リアルサウンド

リアルサウンド

AKB48『僕たちは戦わない(Type-D【初回限定盤】)』(キングレコード)

 AKB48グループのメンバーによるトークドキュメンタリー『AKB48旅少女』(日本テレビ系)。6月21日放送回では、市川美織(NMB48)、向井地美音(AKB48)、村山彩希(AKB48)による「元子役メンバーの登山旅行」がオンエアされた。


(参考:AKB48島崎遥香、媚びる後輩メンバーに「美容整形の医師を紹介します」


 同番組は、AKB48のメンバーが毎回異なる括りの数人で旅に出るトークドキュメンタリー。アイドルとして日々奮闘するメンバーが、まるで本当のオフのように仲間との時間を楽しむ旅をするという企画だ。冒頭、つくばエクスプレスで筑波山を目指す3人は、市川手製のしおりを手にして行動。まずは向井地が「子役になったきっかけ」について「最初は2歳のときに、お父さんとお母さんが思い出作りのためにやった」と語ると、市川は「小学5年生のとき、お姉ちゃんが『原宿に行きたい』といって付いて行ったらスカウトされて、キャノンの新聞広告に出た」と告白。これに村山が「私も出た!」と反応し、向井地も「私ともう1人がCMに合格したけど、もう1人のほうが使われてた」と明かすなど、同じ企業のPRに出演していたことがわかり、あっという間に意気投合した。


 続いて、向井地が「AKB48の推しメン」として「みおりん(市川)さんの握手会に行ったことある」と市川の名前を挙げると、彼女は「ウソだー!」と反応しながらも喜んだ。その後、3人はバスに乗り込んみ、村山が子役になったきっかけについて「親戚に満島ひかりさんがいて、お父さんが『あの方があんなに売れるならうちの娘もイケるだろ』ということで…。実際に満島さんとは『瞳』という連続ドラマで共演した」と語り、2人を驚愕させた。


 筑波山神社に到着した3人は、お賽銭を投じ登山を開始。途中の休憩所で、村山は「取材で『もっと前に出なよ』と言われたけど、自分は他の子を前に押し出すタイプなんです」と市川に相談。市川は「それが個性じゃない? 私は自分しか考えてなくて怒られたよ」とアドバイスした。続いて向井地も「自分に自信がないけど、ファンの方に(大島)優子さんみたいになって、と言われるし、松井珠理奈さんと山本彩さんを両隣にして歌う時もあって。すごいプレッシャーだった」と、自身にかかる期待の大きさについて困惑している様子だった。これに市川も「最初は1人でずっと推されてたし、ドラマも唯一研究生で抜擢された。けど、急にその時代が終わって、アンリレ(入山杏奈・川栄李奈・加藤玲奈のユニット)が推されるようになった。チームBの端ポジションになってダメだと思っていたら、NMB48と兼任になって。そのあと完全移籍することになった」と自らのアイドル人生を振り返った。


 また、市川は「推されてた時期も9期生の下にいたし、同期の10期のみんなから『9.5期』って扱いを受けて、ギクシャクしてた」と告白。しかしその後、関係は修復したようで「最近やっと仲良くなって、離れて初めて大切な人の存在に気付いた。何だかんだで気にかけてくれるのは同期だから、最終的にはAKB48に戻って力になりたい」と現在の心境を明かした。


 登頂途中の展望台では、市川がふたりに「自分のセールスポイントは?」と質問。これに対し、村山は「劇場公演が好きで、パフォーマンスが良いねと言ってもらえることが多いから、それを武器にしたい」と語ると、向井地は「身長が小さいけど中身は大人っぽい。それに、AKB48への愛は誰にも負けない自信がある」と胸を張って答えた。


 番組の最後には、村山が「みおりんさんは、なんでそんな笑顔でいられるんですか?」と問いかけ、市川が「今がつらいんじゃなくて、明日が楽になると思って頑張ってる。明日のために生きるのよ」と説き、山頂では村山が「次の高橋チーム4、良いチームにするぞ!」、向井地が「私がAKB48を引っ張っていく存在になるぞ」、市川が「世界中がスマイルレモンファンタジーで溢れますように!」と叫び、番組が終了した。


 若手メンバーとしての葛藤を、子役出身らしい落ち着きの中で語り合った今回の放送。次回は渡辺麻友と柏木由紀による「初めての軽井沢2人旅」がオンエアされる予定だ。(向原康太)