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スーパーGT:第3戦タイの決勝前フリー走行で、GT-R勢がGT500ワン・ツー

2015年06月21日 14:40  AUTOSPORT web

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スーパーGT第3戦タイの決勝日午前中に行われたフリー走行で、GT500トップタイムを記録したS Road MOLA GT-R
スーパーGT第7戦は5日、タイのチャーン・インターナショナル・サーキットで決勝日を迎え、午前9時50分から30分間のフリー走行が行われた。昨日の公式練習を再現するかのようにGT-Rのワン・ツー。S Road MOLA GT-Rがトップタイムをマークした。

 いよいよ迎えたスーパーGT第3戦タイの決勝日。朝から雲がやや多く気温は32度、路面温度は38度というコンディションの中、9時50分から決勝日朝のフリー走行を迎えた。

 今年は縁石の内側が改修されたことで、昨年のようにコースオフするマシンも少なく30分間のフリー走行は行われた。また、路面温度は昨日午前と比べて4度ほど低いといったコンディションでは、ホンダ勢、ニッサン勢が序盤からタイミングモニターの上位を占めることとなった。

 昨日と同様で路面温度が低い中ではGT-Rが優勢なようにも思えるものの、昨日の予選を考えると午後の路面温度の変化によって勢力図も大きく変わってきそうだ。そんな中で昨日ポールポジションを獲得したZENT CERUMO RC Fはフリー走行の前半を立川祐路が担当し1分27秒台付近のタイムで走行を重ね10番手付近だったが、後半を担当した石浦宏明がマークしたタイムで7番手に浮上しフリー走行を終えた。

 また、昨日の予選後に「ポールポジションも十分狙えた」と語っていたEpson NSX CONCEPT-GTの中嶋大祐は、走行ができていなかったベルトラン・バゲットがフリー走行の大半を費やし、(バゲットが)4周目にマークしたタイムで3番手、決勝に向けてもタイヤパフォーマンスは悪くないようで、ホンダ勢では最上位につけている。

 朝のフリー走行では昨日と同様GT-R勢のワン・ツーとなったが決勝のゆくえはどうなるのだろうか。注目の決勝レースは現地時間の15時(日本時間17時)スタート予定。66周で争われる。