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アロンソ「20グリッド降格。新パーツの評価に専念する」マクラーレン・ホンダ金曜コメント

2015年06月20日 15:50  AUTOSPORT web

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フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)
2015年F1オーストリアGPの金曜プラクティスで、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは17位/16位だった。

フェルナンド・アロンソ フリー走行1=17位/2=16位
「2回のセッションを通していくつかトラブルが発生した。幸い問題について把握してはいるが、解決するために走行時間を大量に失った」

「FP1では電気接続のトラブルが起こり、その後、ギヤボックスのソフトウエアの問題にも見舞われた。FP2ではジェンソン(・バトン)のマシンにイグニションプラグのトラブルが発生したため、予防的措置として僕も走行を取りやめることになった。新しいエンジンコンポーネントを装着していたので、今日は慎重に走り、明日問題が出ないよう詳しく調査した方がいいと考えた」

「そのために時間を失った。新しい空力パッケージについて理解しマシンパフォーマンスを最適化するにはもっと走行する必要がある。明日この遅れを取り戻したい」

「新パーツが効果を発揮しているのかどうかはまだ判断できない。(5基目のICE、ターボチャージャー、MGU-Hを使用するため)決勝では20グリッド降格のペナルティを受けることが決まっている。これに対処しなければならないが、日曜の終わりまでにはマシン開発に関する答えを見つけたい」

「週末をスタートする前から(20グリッド降格という)大きなペナルティを受けることが分かっているというのは本当に悔しいけれど、決勝を終えるまでに新エアロパッケージを理解し、方向性に関して明確な答えを得るという目標を設定している。残念ながら今週末は犠牲にしてテストとして活用しなければならない。だが貴重なデータをたくさん得ることができるだろう」

「ホンダはベストを尽くしていると思う。全力で作業に取り組んでいる。だが残念ながらF1の世界では短い時間で答えを見つけることはできない。このプロジェクトがスタートするのは少し遅かったのかもしれないが、できるだけ早く挽回する必要がある」