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WEC:初のドイツ開催。第4戦ニュルブルクリンクには34台がエントリー

2015年06月19日 12:10  AUTOSPORT web

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2012年のシリーズ発足以来、初のドイツ開催となるニュルブルクリンク戦(※写真は開幕戦シルバーストン)
8月28日~30日に開催されるWEC世界耐久選手権第4戦ニュルブルクリンク6時間のエントリーリストが発表された。今回は、開幕前に発表されたシーズンエントリーリストのほぼ全車が名を連ね、4クラス合計で34台エントリーしている。

 2012年からスタートしたWECではシリーズ初のドイツ開催となるこのニュルブルクリンク戦。アウディとポルシェの2メーカーにとっては初の母国ラウンドとなるほか、トヨタのWECプログラムを担うトヨタ・モータースポーツGmbHも近い。

 LMP1クラスには4クラス最多となる11台がエントリー。ル・マン24時間で実戦デビューを果たしたニッサンGT-R LMニスモも2台体制で名を連ねている。ただし、LMP1ではほとんどのメーカーが1台につき3名をラインナップしているのに対し、GT-R LMニスモのドライバーは現在のところ両車ともに2名ずつしか記されていない。LMP1を戦うプライベーターでは、エンジンスイッチによりこちらも開幕2戦を欠場していたレベリオンR-One・AERの2台がル・マンからシリーズに復帰。バイコレスのCLM P1/01・AERと3台でのバトルを繰り広げる。

 LMP2クラスには9台が参加。ル・マン24時間でクラス優勝を果たしたKCMGの47号車オレカ05・ニッサンでは、マシュー・ホーソン/リチャード・ブラッドレーとともに、そのル・マンで総合優勝を果たしたニック・タンディが開幕戦シルバーストンに続きラインナップされている。

 LM-GTEプロクラスでは、再びフェラーリ、ポルシェ、アストンマーチンによる7台の争いに。ル・マンを終えてマニュファクチャラーズ/ドライバーズともにランキング首位につけているフェラーリ勢を、ポルシェとアストンマーチンが追う形となる。また、LM-GTEアマクラスも、同じく7台がエントリーしている。