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AKB48メンバーが“整形”について討論 北原里英「悪いことではないと思う」

2015年06月18日 07:11  リアルサウンド

リアルサウンド

AKB48『僕たちは戦わない(Type-D【初回限定盤】)』(キングレコード)

 土田晃之とAKB48の指原莉乃がMCを務める深夜の番組『僕らが考える夜』(フジテレビ系)。6月18日分では、「整形」についての討論が繰り広げられた。


(参考:AKB48柏木由紀、2015年最も運気の悪いメンバーに 「私がグループの運気を下げるかもしれない」


 同番組はAKB48のメンバーが“現代を生きる若者代表”として、ゲストや気鋭の論客と掲げられたテーマを元に議論を交わす、ソフトでポップな討論番組。今回はミッツ・マングローブと上島竜兵(ダチョウ倶楽部)をゲストに、論客には宇野常寛氏と、ヴァニラ氏、アレン氏を迎えて意見が交わされた。


 冒頭、番組は「整形してもいいと思う日本人」の割合が68%であること、日本の整形件数は韓国を凌ぐ世界4位となっていることを紹介し、「整形してまで綺麗になりたいですか?」という質問からスタート。これに土田が「指原さんに対するスタッフからの意見?」と嫌味をいうと、ゲストであり、様々な箇所に整形を施しているヴァニラとアレンが登場。ヴァニラは整形を始めた理由として「いじめがきっかけなのと、自分でも整形したいと思ったから」と語ると、アレンも「40人のクラスで、39人にいじめられて不登校になったから上京して整形した」と明かした。


 続いて「整形したいところは?」というテーマに関して、島田晴香が「骨格を矯正したい。輪郭も鼻も全部やりたい。言い出したらキリがない」と語ると、阿部マリアは「K-POPが好きなので、足を伸ばしたい」と切望。これに対し、ヴァニラが「骨を折って伸ばして形成していくことはできる。最大16センチ伸ばせます」と回答し、メンバーを驚かせた。続いて木崎ゆりあが「色が黒いので白くしたいのと、ほっぺの肉を切りたい」、指原が「くまがすごくて…。あと、歯並びが悪くて下から撮られるのが嫌。でも番組で映されるから矯正しようと決意した」とそれぞれのコンプレックスを明かすと、北原里英は「コンプレックスはあるけど、失敗した時のことを考えてやりたいと思わない」と反対意見を述べた。


 3つ目のテーマである「どこからが整形?」については、木崎が「自分が持っているものを移動させたら整形」、ミッツ「後戻りできなくなったら整形」と語ると、指原は「整形したら公表する?」とメンバーに質問。土田が「したらバレるでしょ」と即答すると、指原は「実は5年前から、寝る時にアイテープを張ってて。でも整形には踏み切れなくて…」と告白した。


 続く「リスクを負ってまで綺麗になりたい?」というテーマには、ヴァニラが「絶対成功するわけじゃないから、思い通りにならなかったら他の先生に同じことを説明する。だからカウンセリングは大事」、アレンは「メスを入れさせるに相応しいかをきちんと見極めてほしい」と、慎重になるべきであることを説いた。


 最後のテーマである「整形で綺麗になるのは悪いこと?」については、北原が「整形は悪いことではないと思う。もっとオープンに言えてもいいのかな」と先程とは違った視点から意見を述べると、土田は「芸能人がもっとカミングアウトすればいい」と業界全体として整形容認の方向に向かうべきだとコメントし、番組が終了した。


 アイドルたちが整形を語るという異色の企画が行われた今回の放送。次回は『お金を貢ぐ』をテーマに議論が展開される予定だ。(向原康太)