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古屋兎丸『ライチ☆光クラブ』が再び舞台化、演出は河原雅彦&主演は中村倫也

2015年06月17日 18:10  CINRA.NET

CINRA.NET

中村倫也
舞台『残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」』が、12月18日から東京・原宿のAiiA 2.5 Theater Tokyoで上演される。

同作は、2006年に刊行された古屋兎丸の漫画『ライチ☆光クラブ』をもとにした作品。原作は、1980年代に飴屋法水らが結成した劇団「東京グランギニョル」による舞台『ライチ光クラブ』を漫画化した作品で、2012年と2013年に江本純子の演出による舞台版が上演されたほか、実写映画化も決定している。

物語は、工場の排出する黒煙に覆われた町・螢光町の廃墟にある秘密基地「光クラブ」に集う学生服姿の少年たちを軸に展開。今回の舞台版では、ある「崇高なる目的」のために、「甘美なる機械」である「ライチ」を作り上げた彼らの欲望と狂気が、歌やダンスパフォーマンスを交えた「残酷歌劇」として描かれる。

主演を務めるのは、映画『やるっきゃ騎士』『海月姫』やドラマ『アオイホノオ』『REPLAY&DESTROY』などの出演作で知られる中村倫也。演出を『いやおうなしに』『カッコーの巣の上で』をはじめとする数多くの舞台を手掛ける河原雅彦が担当する。脚本を手掛けるのは、劇団鹿殺しの丸尾丸一郎。チケット情報の詳細などは続報を待とう。