「パドカレ」がパリに初出店 Shine跡地に路面店オープン

ギャラリードポップ主力のウィメンズブランド「パドカレ（pas de calais）」が、パリに初出店する。これまでも「メルシー（merci）」では取り扱いがあったが、同店舗は路面形式で、海外ではニューヨーク・SOHO地区に続く2店舗目。8月末のプレオープン後、パリ・ファッションウィークが開催される10月上旬のグランドオープンを予定している。

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　「pas de calais Paris Le Marais Store」は、ピカソ美術館などの文化的施設や著名ブランドのショップが並ぶ北マレ地区に位置し、セレクトショップ「Shine」の跡地に出店。内装デザインは、デヴィッド・リンチがデザイン・監修したパリの会員制クラブ「シレンシオ（Silencio）」も手がけたラファエル・ナヴォット（Raphael Navot）が担当している。店内はpas de calaisのコレクションで多用している自然素材にこだわったといい、木床のモザイク模様は手作業で仕上げ、独特のニュアンスが表現された白い壁には異なる材質を使用。カウンターには大きな石が置かれ、存在感を放つローテーブルはインドネシアから運ばれた1枚の天然木で作られている。
　北フランスの地名に由来する「pas de calais」は、米国ではバーニーズ ニューヨーク9店舗やロンハーマン、パリではメルシーなど、世界100店舗近くのセレクトショップで取り扱いがあり、2013年4月にはニューヨーク・SOHO地区に海外展開の拠点となるフラッグシップストアを出店。2014-15年秋冬コレクションからNY・ファッションウィークに参加しており、同店舗でプレゼンテーションを披露している。

■pas de calais Paris Le Marais　住所：15 rue de Poitou 75003 Paris France　プレオープン：2015年8月末　グランドオープン：2015年10月上旬