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エルメス 新ディレクターナデージュのコレクションをパリに続いて日本で初披露

2015年06月16日 18:42  Fashionsnap.com

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「エルメス(HERMÈS)」が、約4年ぶりに東京で2015-16年秋冬コレクションのランウェイショーを開催した。2014年12月に特別エキシビション「レザー・フォーエバー」を開催した東京国立博物館 表慶館に特設のランウェイが設営され、レディスプレタポルテの新アーティスティック・ディレクターに就任したナデージュ・ヴァンへ=シビュルスキー(Nadège Vanhée-Cybulski)のデビューコレクションを披露した。

4年ぶり エルメスがショーの画像を拡大

 「エルメス」は2015-16年秋冬シーズンから、前任のクリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)に代わり、ナデージュ・ヴァンへ=シビュルスキーがアーティスティック・ディレクターに就任。パリ ファッションウィークが初披露の場となったが、海外初のお披露目の場として東京が選ばれた。  
 会場となった東京国立博物館 表慶館の中にはパリと同様の寄木細工にインスパイアされたセットが組まれ、一定距離に木材のアーチが設置。明治末期の洋風建築を代表する建物として重要文化材に指定される歴史ある同館に、木材の暖かみが感じられるパリのショー会場を再現した。ショーではパリと同様の40ルックが披露され、モデルとして松岡モナらも出演。フィナーレには赤いシルクシャツを着用したナデージュ・ヴァンへ=シビュルスキーが現れ、招待客に向かって頭を下げ笑顔で挨拶した。