連続ドラマ『石の繭』が、8月16日からWOWOWで放送される。
麻見和史の警察小説『警視庁捜査一課十一係』シリーズの第1作『石の繭』をもとにした同作。刑事だった父の後を継いで警視庁捜査一課十一係の刑事になった如月塔子を主人公に、遺体をセメントで塗り固めるという猟奇殺人事件の犯人「トレミー」と塔子の攻防戦を描くクライムサスペンスだ。
主人公の塔子を演じるのは、初の刑事役に挑む木村文乃。木村は同作について、「原作も人気がある作品なので、主演をやらせていただけることが光栄です。原作にしっかりキャラクターがある役ですが、そのイメージを活かしつつドラマから見ていただいた方にも純粋に楽しんでいただけるようにドラマとしてのオリジナリティも入れていけたらと思っています」と意気込みを語っている。
メガホンをとるのは、これまでに多くの刑事ドラマの演出を手掛けている内片輝。脚本を『舟を編む』で『日本アカデミー賞』最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作が担当する。
■木村文乃のコメント
大人の視聴者の方々にも楽しんでいただける本格的なエンタテイメント作品になりそうな予感がします。
猟奇殺人に立ち向かう刑事役を、新鮮な気持ちを活かして、皆さんをドラマの中の世界へ誘えるようにがんばりたいと思っています。