フェルナンド・アロンソは、マクラーレンがメルセデスを倒すには思い切ったアプローチを取る必要があったとして、チームとホンダは今は苦労しているがその努力はいつか実ると信じていると語った。
今年F1にマクラーレン・ホンダのコラボレーションが復活したが、これまでのところチームは苦戦しており、第7戦を終えた時点で入賞はモナコでのジェンソン・バトンによる8位1回のみで、コンストラクターズランキング9位に沈んでいる。
アロンソは出走した6戦中4戦をトラブルによりリタイアで終えており、いまだにノーポイントだ。しかしマクラーレンが常勝メルセデスに挑戦するためにホンダと組むという思い切った決断をしたのは正しいことであり、時間がかかってもいずれ結果は出ると信じているとアロンソは述べた。
「苦労するのは間違いない」とアロンソが語ったとCrash.netが伝えた。
「去年レッドブルは冬季テストで悲惨な状況で後れをとっていたけれど、それでも3勝を挙げた。彼らは非常に短時間で挽回した。だから僕らも今年それなりのレベルに到達できると、ポジティブかつ楽観的に考えている」
「表彰台に上れるのかどうかは分からない。でもメルセデスに勝つためには、何か思い切ったことをやらなければならない。ホンダと組み、僕らは思い切ったアプローチを取っている。時間はかかるだろうが、楽観視している」