「エマニュエル ウンガロ(Emanuel Ungaro)」の創立50周年を記念し、1夜限りのエキシビジョンが東京で開催された。オートクチュールの象徴的なアーカイブピースから最新の2015年秋冬コレクションまで、限られた招待客に向けて披露された。
エマニュエル ウンガロ一夜限りの回顧展の画像を拡大 西新宿のパークハイアット東京で開催された50周年記念の回顧展では、本社に保存されているという約2000ピースのアーカイブピースから厳選されたクチュールドレス18体がずらりと並んだ。1989年春夏コレクションのドレスはポスカドットとレース、そして花柄のコルセットの組み合わせが特徴で、2000-01秋冬コレクションからはシャロン・ストーンが着用したレース素材と刺繍のロングドレスが特別に公開された。
フロアの中央には、クリエイティブディレクターのファウスト・パグリッシ(Fausto Puglisi)が手がける2015年秋冬コレクションが並んだ。メゾンの歴史からインスピレーションを受け、プリーツやポルカドットといった象徴的なディテールが施されている。