キッチンというのは、意外と狭い。
作業台にまな板や調理器具などを準備すれば、もう場所はいっぱいになってしまう。
しかし、このキッチンさえあれば、そんな不満は一気に解消するに違いない。
これはスウェーデンのLund University(ルンド大学)、Eindhoven University of Technology(アイントホーフェン工科大学)、そしてイケアとデザインコンサルタント会社のIDEOが共同で開発中の「
CONCEPT KITCHEN 2025」。
テーブルの上部に設置されたカメラが食材の色や形を認識し、この食材で何が作れるのか、時間はどれくらいかかるか、そしてレシピも含めてテーブル上に表示してくれるのだ。
さらに、指示された場所に鍋を置くと加熱もしてくれる。
開発に携わっているルンド大学のIngrid Allenbachさんによれば「人々にもっと食に興味を持ってもらうこと」が目的なのだとか。
このコンセプトキッチンでは、“visible fridge(見える冷蔵庫)”も展示。
中身が見える冷蔵庫とはこれまでになかったアイデア!まさに見えることで食材の無駄も減るし、それをテーブルに置けば、最適なレシピを教えてくれるのだ。
2015年に製品化目処ということだが、これはすぐにでも欲しい!
また、こちらのキッチンはイタリア、ミラノにあるIKEA Temporaryにて展示中なので、ミラノを訪れる機会がある人はぜひ立ち寄ってみて!
Vimeo
https://vimeo.com/128624738
CONCEPT KITCHEN 2025
http://www.conceptkitchen2025.com/index.html
・IKEA(まとめ)