8月7日から全国東宝系で公開される映画『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』の主題歌と新たなビジュアルが公開された。
主題歌に起用されたのは、KANA-BOONの新曲“ダイバー”。KANA-BOONは、昨年10月期にテレビアニメ『NARUTO-ナルト-疾風伝』のオープニングテーマとして“シルエット”を提供しており、同曲を聴いた原作者の岸本斉史のオファーに応え、映画の主題歌を書き下ろしたという。
また、“ダイバー”を聴いた映画の主人公・うずまきボルトは「マグロってば美味しいだけかと思ったら、こんなカッコいい曲も作れるなんてびっくりだぜ!KANA-BOONのみんな、オレの映画のためにこんなカッコいい曲を作ってくれて、本当にサンキューだってばさ!」とコメント。なお同曲は、8月5日にリリースされるKANA-BOONのニューシングル『ダイバー』に収録される。
あわせて公開されたのは岸本による描き下ろしのビジュアル。ナルトとヒナタの息子・ボルト、サスケとサクラの娘でボルトの同級生・サラダや、大人になったナルトとサスケら同作の登場人物が集結しているほか、物語の鍵を握るという人物が背後に描かれている。
『NARUTO -ナルト-』を原作にした11作目の映画となる『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』。映画シリーズで初めて原作者の岸本が原作、脚本、キャラクターデザイン、製作総指揮を担当している。父・ナルトを忌み嫌うボルトの声には『銀魂』シリーズの晴太役や『ぼくらの』のマチ役などで知られる三瓶由布子、ボルトの戦友となるサラダの声には『ハートキャッチプリキュア!』のポプリ役などで知られる菊池こころがキャスティングされているほか、これまでに引き続いてナルトの声を竹内順子、ボルトの師匠になることを志すサスケの声を杉山紀彰が演じる。
■KANA-BOONのコメント
NARUTO愛ではほかのどのアーティストにも負けない自信があるほどNARUTO―ナルト―が大好きなので、オファーを頂いたときは純粋に嬉しかったです!
アニメのオープニング曲として「シルエット」を歌わせて頂いたときにも大きな達成感があったので、今回はそのハードルを越えるというひとつの大きな挑戦でした。「ダイバー」というタイトルには、飛び込む、新しいところへ一歩踏み出すという想いを込めています!自分たちのことも重ね合わせながら、寂しさや悔しさを乗り越えて、前に一歩踏み出していくボルトの姿をひとつの曲として描いています!これ以上の曲はもう書けません!!
■岸本斉史のコメント
アニメのオープニング曲「シルエット」を聴いて、ものすごい衝撃を受けました。今まで僕が「NARUTO―ナルト―」にぶつけてきた想いが、そのままひとつの曲として表現されていて、感動して涙が出ました。もう次の映画の主題歌はKANA-BOONさんにお願いするしかないと思い、今回「ダイバー」を書き下ろして頂きました。「ダイバー」は多くの人が共感できるであろう、素晴らしい楽曲です。映画のエンディングでこの曲が流れてきたら、僕は絶対にまた泣いちゃいます!