マクラーレンはMP4-30の新しいノーズボックスがクラッシュテストをパスし、次戦オーストリアGPで使用することが可能になったことを明らかにした。
オーストリアに大規模な空力アップグレードを持ち込むプランでマクラーレンは動いており、フロア、ウイングなどの変更に加えて、ウイリアムズやレッドブルが使用するショートノーズを採用する考えであるとMotorsport.comが報じていた。
ショートノーズをクラッシュテストに合格させるのは簡単ではなく、マクラーレンもこれに苦労してきたといわれているが、チームは13日、Twitterを通して、新ノーズが無事にテストに合格しオーストリアGPで使用できることになったと発表した。
マクラーレン・ホンダはカナダGPで2台そろってトラブルでリタイアという結果に終わっており、この新パッケージによるパフォーマンス改善に大きな期待がかかっている。
マクラーレンのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは、モナコGPの後、「カナダでは苦労するだろうが、オーストリアからはよくなるはずだ」と発言していた。