「写真界の芥川賞」木村伊兵衛写真賞の40年を展示 蜷川実花や川島小鳥ら受賞作品が一堂に

「写真界の芥川賞」と呼び声が高い木村伊兵衛写真賞の歴代受賞作品を展示する「木村伊兵衛写真賞 40周年記念展」が、川崎市市民ミュージアムで開催される。会期は7月18日から9月23日まで。

木村伊兵衛写真賞の40年を紹介の画像を拡大

　「木村伊兵衛写真賞」は1975年に朝日新聞社によって創立。これまでホンマタカシや蜷川実花、川内倫子、梅佳代ら名立たる写真家達が受賞しており、2014年度の第40回は「未来ちゃん」で知られる川島小鳥の最新作「明星」と石川竜一の「絶景のポリフォニー」が選出されている。展覧会では第1回受賞者で日本を代表する写真家 北井一夫から第40回までの受賞作品が一堂に会するほか、木村伊兵衛自身の作品を展示し、日本の現代写真の40年間の歩みを振り返る。入場料は一般が700円、大学生・高校生・65歳以上が600円、中学生以下は無料となっている。
■木村伊兵衛写真賞 40周年記念展　　会期：2015年7月18日（土）～9月23日（水・祝）　　会場：川崎市市民ミュージアム　　　　　企画展示室1、アートギャラリー1・2・3開館時間：9:00～17:00（入館は16:30まで）　休館日：毎週月曜日（ただし7月20日、9月21日は開館）、7月21日（火）　観覧料：一般700円、大学生・高校生・65歳以上600円、中学生以下無料　　　　　※20名以上の団体は2割引