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村上春樹×蜷川幸雄の舞台『海辺のカフカ』、宮沢りえ、藤木直人ら出演の凱旋公演

2015年06月12日 19:40  CINRA.NET

CINRA.NET

『海辺のカフカ』ビジュアル
蜷川幸雄演出の舞台『海辺のカフカ』が、9月17日から埼玉・彩の国さいたま芸術劇場で上演される。

同作は、村上春樹の同名小説を舞台化した作品。2012年に初演され、2014年に新たなキャストで再演された。今年、蜷川幸雄が80歳になることを記念し、昨年上演時のキャストで5都市を巡るワールドツアーが開催されている。

あらすじは、15歳の誕生日に家出をした少年カフカが、香川・高松にある甲村図書館の司書・大島や幼い頃に家を出た母と思われる女性・佐伯と出会い、父親に与えられた「呪い」と向き合う物語と、猫と会話ができる老人「ナカタさん」がトラック運転手の星野と共に四国に向かうという物語が次第に交錯していく、というもの。

カフカが通う甲村図書館の管理をする女性・佐伯役を演じるのは宮沢りえ。大島役を藤木直人、カフカ役を古畑新之、カフカが高松に向かう途中で出会う美容師・さくら役を鈴木杏が演じるほか、カフカの分身ともいえるカラス役に柿澤勇人、星野と高松で出会うカーネル・サンダーズ役に鳥山昌克、星野役に高橋努、ナカタ役に木場勝己がキャスティングされている。埼玉公演のチケット一般発売は6月13日からスタート。