レーシングカーコンストラクターのオンローク・オートモーティブは11日、ル・マン24時間開催中のサルト・サーキットのパドック内で、新LMP3規定車両のリジェJS P3を公開した。
オンローク・オートモーティブは、フランスのOAKレーシングのグループ企業で、モーガンLMP2やリジェJS P2を製作。カスタマーチーム向けに販売している。昨年から往年のレーシングチームであるリジェの名を冠したプロトタイプカーをリリースしており、LMP2で好パフォーマンスを発揮している。
11日、サルト・サーキット内でギ・リジェも登場し発表されたリジェJS P3は、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズやアジアン・ル・マン・シリーズに参加可能なLMP3向けシャシー。JS P2のノウハウが注ぎ込まれており、ドライバーの快適性を高めたエアベンチレーションを採用している。
エンジンはLMP3で使用されるニッサンVK50を搭載。今年9月には最初のマシンがデリバリーされ、10月にはレースデビューを飾る予定だという。