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AKB48高橋みなみ、『選抜総選挙』を語る 「指原の2連覇は確実だと思う」

2015年06月11日 11:11  リアルサウンド

リアルサウンド

AKB48『僕たちは戦わない(Type-D【初回限定盤】)』(キングレコード)

 土田晃之とAKB48の指原莉乃がMCを務める深夜の番組『僕らが考える夜』(フジテレビ系)。6月11日放送回では、『選抜総選挙』の反省会が行われた。


参考:卒業発表のSKE48松井玲奈 グループに残した功績と、今後期待される活動は?


 同番組はAKB48のメンバーが“現代を生きる若者代表”として、ゲストや気鋭の論客と掲げられたテーマを元に議論を交わす、ソフトでポップな討論番組。今回は6月6日に発表を終えた『選抜総選挙』について、ゲストに上島竜兵とミッツ・マングローブを迎え、各メンバーが意見を交わした。


 まずは番組からの「総選挙を悔いなく戦い切りましたか?」という質問からスタート。高橋みなみが「終わった今、めちゃくちゃ清々しい」とコメントすると、木崎ゆりあは「速報の57位を受けて、入れないと意識していたけど、ファンの方が頑張ってくれた」と語り、北原里英は「NGT48も設立するし、自分たちだけの問題じゃなくて、選抜に入れてよかった」と、それぞれがスピーチで語っていたことの一部を引用する形で感想を述べた。また、圏外となった島田晴香は「出ること自体に意味があったと思っている。でも悔しかった」と素直な気持ちを明かした。


 また、卒業を控えて今回が最後の総選挙となった高橋が「今までは総監督として出馬していて、今回は初めて一位宣言をした。そうしたことで緊張感が増したし、はじめて過呼吸になった」とプレッシャーに負けそうになったことを語ると、番組では各メンバーのスピーチの様子を紹介。島田は、同期の島崎遥香が涙ながらにファンへと訴えかけたスピーチについて「何万人もいる前で人にお願いするのを聴いてびっくりしたし、その決意をしたのに私が(呼ばれてないメンバーとして)壇上にいたのが悔しい」と告白すると、指原は後輩の神志那結衣がスピーチで震えていたり、手鏡を取り出すなどの奇行を働いたことについて「呼ばれる前から痙攣してて、しまいには司会の方からマイクを取っていた」と舞台裏を語った。


 続いてのテーマである「今回の総選挙で見えてきたこととは?」について、高橋が「50位くらいまでAKB48が4人くらいしかいなくて、スタッフさんに『これマズいっすね』と話しに行った。グループ全体を推している人たちが協力していて、姉妹グループの勢いを感じた」と語ると、指原は1位の公約である「水着でコンサート」について「6月の後半に横浜アリーナでHKT48がコンサートをするので、その時かな…」と具体的な時期を示唆。これにミッツが「あんたの水着を見て喜ぶファンはいるの?」と挑発し、土田も「指原にセクシーさは求めていない」と語ると、指原は「求められてなくても、私、脱ぎます」と大胆発言をした。


 最後のテーマである「来年の選挙はどうなるか?」については、北原が「NGT48という新しいグループが増えるので、参加メンバーが増える」と語ると、AKB48勢について高橋は「頑張らないと11年目はキツいですね」と分析。今回1位に輝いた指原は「来年のことは考えてないけど、出ざるを得ないだろうから」と語ると、高橋は「指原の2連覇は確実だと思う」と断言したが、指原は「今年はファンの方に『無理してください』ってお願いしていたので、それが2年続くかどうか…」とこれを否定した。また、指原は「たかみなの13万票は誰かに動く。そうなると唯一のオリジナルメンバーであるみぃちゃん(峯岸みなみ)に集まるんじゃないか」と、高橋の卒業が及ぼす影響を推察すると、高橋も「半分くらいは誰かに動くと思う」とこれに同意した。


 そして、高橋が「今回の総選挙は笑った子もいれば泣いた子もいた。自分の頑張りが評価されるのは1年先だったりする。来年は卒業した身として見に行くので、11年目のAKB48を楽しみにしています」と総括し、番組が終了した。


 総選挙を巡るメンバーの様々な思惑が明らかになった今回の放送。次回は『整形』をテーマに議論が行われる予定だ。(向原康太)