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ボッタス、リスク覚悟の3位獲得が「誇らしい」

2015年06月10日 00:10  AUTOSPORT web

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今季初の3位チェッカーを受けるウイリアムズのバルテリ・ボッタス
F1カナダGPで待望の今季初表彰台を獲得したバルテリ・ボッタスは、チームがリスク承知で戦略を切り替え、3位を奪い取ったことを賞賛している。

 カナダGPのレース序盤、4番手につけていたボッタスは、前を走っていたフェラーリのキミ・ライコネンが最初のピットアウト直後にスピンしたことで、3番手へと浮上し、そのリードを最後まで守って3位フィニッシュを果たした。

 ウイリアムズは、ライコネンのスピンの後、当初予定していた2ストップから1ストップに戦略を切り替える決断を下し、その後フェラーリが2度目のピットストップでタイヤを交換したことにも反応をみせなかった。

「僕らには3位を手にするチャンスがあった。そして、それを掴んだんだ」とボッタス。
「リスクをはらんでいたことは理解していたが、チームはやるべき事を分かっていたし、それが正しかったね」

「後ろからの脅威もそれほどでなかったから多少リスクを冒すことができたのもある。でも、僕らがそれをやり遂げたことがすごく誇らしいんだ」

 彼はモナコで今季初のノーポイントに終わった後、今季初表彰台を手にしたことでチームを完全に元気づけることができたと語っている。

「僕らにはこの結果が本当に必要だったんだ」とボッタス。
「昨年みたいに、僕らが本当に自信を高めたのが分かったよ」

「僕らはトップチームで、表彰台にチャレンジできることを、今改めて理解した」
「ようやく良い結果を手にできて本当にうれしい。チーム全体にとって、大きな後押しになったのは間違いないね」