オランダ・ロッテルダムにある「街で最も醜い建物」が、「街一番のクールな建物」へ変貌を遂げたと話題になっている。
以前、市民の投票によって“ロッテルダムで一番醜い建造物”と不名誉な称号が与えられたマクドナルドが、デザイン会社のMei Architects and plannersによって、このたび新しく生まれ変わった。
街のメインストリートに面した同店は、1960年台に建てられたシガーショップを改装し、この場所で過去45年に渡って営業してきた。
・以前のマクドナルド
しかし美しい街並みに不似合いな、どことなく野暮ったいデザインが市民のあいだで不評だったそう。
そこで心機一転、リニューアルが行われたわけだが…この新デザインが超カッコいいのだ。
完成した建物は、エントランス側の3面の壁(ロビー部分)がガラス製のスケルトンになっており、外からも見える螺旋(らせん)状の白い階段がとても印象的。
照明は24時間営業を意識し、内側からゴールドの光を放つ“シャイニング・パビリオン”をイメージ。
周りの景観に溶け込みつつも、あたたかでエレガントな光が周辺の建物をやさしく照らすような仕掛けとなっている。
今回のリニューアルによって、世界随一の“クールなマクドナルド”に名乗りをあげた同店は、現在は街のランドマークとして住民から愛されているとのこと。
ロッテルダムを訪れた際は、ぜひお立ち寄りを。
Mei Architects and planners
http://www.mei-arch.eu/en/projects/mcdonalds-coolsingel-44/
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