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松坂屋名古屋店がヨドバシ大型店を導入 インバウンド狙う「進化型百貨店」に改装

2015年06月09日 18:22  Fashionsnap.com

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2015年11月のフロア構成 Image by: 大丸松坂屋百貨店
2016年春のグランドオープンに向けて第3期改装計画を進行している松坂屋名古屋店が、南館の4~6階部分にヨドバシカメラを導入する。オープンは11月1日を予定。

松坂屋名古屋店がヨドバシ大型店を導入の画像を拡大

 2012年から順次リモデルを実施している松坂屋名古屋店は、顧客層の拡大を目的に同年には「H&M」、2013年には「ポケモンセンター名古屋」を導入したことで、ファッションに敏感な若年層や小中学生以下の子供がいるファミリー層の利用が急激に増加しているといい、より幅広い層の来店を促すため中部地区初となるヨドバシカメラを出店。同店内では、都内のAKIBA店や大阪府内の梅田店と同様に豊富なアイテムを取り扱い、コンシェルジュカウンターも充実させる。
 進行中の第3期改装計画では、約16億円を投資し、売場全体の3割に相当する約25,000平方メートルを一新する方針。今年春に行った本計画第1弾では、「シューズ&バッグギャラリー」「ランジェリー&ナイティサロン」「Lサイズガーデン」「グッドエイジサロン」がオープンし、8月19日には北館4階に「ゴルフ&スポーツ」、本館8階に「美術・呉服」の売場を設ける。大手百貨店の主力店舗では珍しい大型家電専門店も導入することで、海外ブランド品や化粧品から家電まで同一施設内に揃う利便性の高いショッピングスポットとして進化し、訪日外国人の来店増加にも繋げるという。