誰もが昔の写真や映画を観て「ダサい!」あるいは「意外とカワイイ!?」なんてビックリした経験があるのでは?
流行はめまぐるしく移り変わるものだが、女性のファッション史を2分で振り返ることができる動画がYouTubeで公開され、話題を集めている。
わずか5日間で120万回を超える再生回数となっているこの「100 Years of Fashion in 2 Minutes | MODE」。
モデルの女性が、1915年から2015年までの“最先端”ファッションを、10年ごとに次々と着替えていくというものだ。
最初のファッションから振り返ってみると…
・1915年
第一次世界大戦中のこの頃は、こんな長いワンピースに大きな羽根の付いた帽子が流行。
日本は大正4年、まだ着物姿が多かった時代だ。
・1925年
ロングワンピースながら、明るさ、軽やかさを感じさせるファッション。
煌びやかな衣装でも話題になった映画「グレート・ギャッツビー」の原作が出版されたのもこの時代だ。
・1935年
やさしい色使いとストラップシューズ、やわらかなトーンがこの頃の気分。
・1945年
第二次世界大戦が終結した年、やっとロングスカートから膝丈スカートへ以降してきた。
現代の女性用スーツにも通じる型ができてきたようだ。
・1955年
オーバーサイズのコートに花柄のカラフルなドレス。軽やかで華やかなファッションは、時代を反映しているようだ。
日本では高度経済成長期がスタートする頃。
・1965年
ショッキングピンクのスーツはかなり目を引くが、シンプルなラインは洗練された印象。
ケネディ大統領夫人がファッションリーダーだったのもこの頃で、女性らしさと知性を兼ね備えたファッションが人気を呼んだ。
・1975年
デニムのジャンプスーツに大きめのサングラスが印象的。
ベトナム戦争終結の年で、ヒッピーカルチャーの影響を感じさせる。
・1985年
テクノやディスコの影響もあってか、この100年で一番露出が多く、とんがっているファッション!?
日本ではバブルが始まる頃で、エネルギーに満ちあふれていた時代。
・1995年
チョーカーに小花柄のミニワンピ、小さめリュックが流行。
この頃の大ヒット映画「レオン」でも主人公マチルダが黒のチョーカーを付けており、憧れた人も多かった様子。
・2005年
ジーンズにカラフルなサテンのタンクトップ姿。
カジュアルなのにセクシーさも忘れないミックススタイルは、日本でも流行した。
・2015年
大きめサイズのダメージジーンズにカジュアルなレザージャケットが、今年の気分!
そして忘れてならないのは、やっぱりセルフィー!
ネット上では、どの時代が一番好きか?という話題で盛り上がりを見せており、75年、95年辺りが人気の様子。
皆さんはどの時代がお気に入りだろうか?
YouTube
https://youtube.owacon.moe/watch?v=M4z90wlwYs8