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使い捨て乾電池の寿命を8倍に!ブースター「Batteriser」間もなく登場

2015年06月08日 17:31  Techable

Techable

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目覚まし時計や懐中電灯、リモコンなど、さまざまなものに使われている使い捨ての乾電池。その寿命を8倍にするという、なんともマジックのようなブースターが間もなく登場する。
・たったの2.5ドル
「Batteriser」というのがそれ。わずか0.1ミリ以下という薄さで、電池の上からカバーのようにただ取り付けるだけ。手軽さに加え、1つ2.5ドルという価格も魅力だ。

どうやったら寿命が8倍に?多くの読者がそう思うだろう。
・実は使い切っていない
その仕組みを理解するにあたって、まず認識を新たにしなければならないことがある。実は、乾電池は容量の20%しか使われていないということ。

詳しく説明すると、20%ほど消耗したところで、乾電池で動いているガジェット側が電池を認識しなくなる。というのも、使い続けると1.5Vの乾電池は1.35~1.4Vになるため。

結果として、私たちは、実際はまだ容量が残っている乾電池を「切れた」と捨てていることになる。
・最後まで使いきれる
開発者のBob Roohparvar氏によると、Batteriserは1.5Vの乾電池は1.5Vとしてボルテージを維持させることができ、今まで捨てていた残り80%全てを使えるようにしているのだとか。

ただし、そのためにどんな技術が使われているのかは「とても専門的」とだけコメントし、詳細については明らかにしていない。
・秋にも一般発売
今月中に資金調達サイトIndiegogoでプレオーダー受付を開始し、9月にも一般発売する見込み。

サイトでメールを登録しておけば、プレオーダー開始などの案内をもらえるようだ。

Batteriser