2015年F1カナダGPの日曜決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは5位だった。
セバスチャン・ベッテル 決勝=5位
「面白いレースだったよ。大幅に順位を上げることができた。でもこれ以上は無理だった」
「序盤の数周は自分の走りにあまり満足できなかった。すごくアグレッシブにいってもギャップを見つけられず、必死に攻めていきたいのに隙間がない。それで我慢強く走らなければならなかった。残念だよ。こういう時に運がよければレースタイムを簡単に5秒、6秒、7秒、8秒削ることができるのに。でもそれができず、終盤に挽回しなければならなかった。ペースはよかった。マシンには満足できたし、特に終盤はペースが向上していた」
「最初のピットストップでロスがあったけれど、完全に僕のせいなのか、マシンの後方に何が問題があったのか分からない。でもチームはいつも素晴らしい仕事をしてくれているから、たまに時間がかかったとしても責めることはできないよ」
「(ニコ・)ヒュルケンベルグとの件だけど、僕はアウト側からすでに彼の前に出ていた。彼がブレーキングを遅らせすぎてコーナーをちゃんと回れなかったのだろう」
「今日はベストを尽くした。5位に満足だよ。でもペナルティさえなければ表彰台に挑戦できたはずだ。ここの表彰台は最高なんだけどな」
「(フェルナンド・アロンソとのバトルに関して)今考えればもう少し頭を使えばよかった。フェルナンドは1インチも入り込む隙を与えない。ディフェンスがすごくうまかった。ぎりぎりのバトルで、僕の右フロントホイールが彼に接触してしまった。何も問題が起こらなくてよかったよ」
「2度目にはもう少し賢く攻めて、コーナーをうまく立ち上がった。ブレーキングで彼が汚れたラインを取らざるを得なくしたんだ。それで僕はコーナーを速く立ち上がることができた」