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LINE MUSICがティザー動画第二弾を公開 配信サービスにおけるプレイリストのメリットとは?

2015年06月08日 13:41  リアルサウンド

リアルサウンド

『LINE MUSIC』操作画面。

(参考:いよいよ“音楽をLINEする”時代に? 〈コミュニケーション×音楽=LINE MUSIC〉スタートへ


 去る5月28日、LINE MUSICのティザー動画第一弾が解禁となり、そのサービス内容が一部公開された。LINE MUSICより先にサービスがスタートした「AWA」、WWDCでの発表が噂されているiTunesの新サービス――これから音楽と接し、また楽しむ上で、決して外すことのできないキーワードである〈サブスクリプション型音楽配信サービス〉は、まさに戦国時代へと突入しようとしている。


 今回のティザー動画第二弾では、“プレイリスト”らしき画面が確認できる。音楽配信サービス上におけるプレイリストのメリットとはいかなるものか? RealSoundで連載を持ち、DJ/ライターとして活躍するYANATAKE氏に話を聞いた。


「サブスクリプション型サービスの醍醐味と言えば、やはりプレイリストです。しかし、よくある“セレブリティ・プレイリスト”や“○○で聞きたい10曲”など、取って付けたようなプレイリストでは、ユーザーに飽きられてしまいます。しっかりと中身のある情報を持ったプレイリストを発信することが大事なので、僕らのようなDJたちが選曲家となって活躍するチャンスにもなるし、サービスを提供する各社のポイントになってくるので、いかに“本物”のユーザーを唸らせるプレイリストを提案するかが鍵になってきますよね。


 その点、LINEに関してはインフラが申し分なく完成しているので、その強みを最大限に活かすことが勝機になるでしょう。どれだけ多くの音楽がLINE上でシェアできるかで、まったく新しい形のヒット曲が生まれることも十分に期待できます。このシェア感は、これまでにない形のコミュニケーションになると思うので、すごくワクワクしますね」


〈音楽をLINEする〉という行為は、新しい音楽の楽しみ方の提案ではなく、音楽の新たな“ヒット”を生み出すツールとしての機能も果たしてくれそうだ。(リアルサウンド編集部)