渡辺謙が主演を務めるミュージカル『王様と私』が『第69回トニー賞』ミュージカル部門最優秀リバイバル作品賞を受賞したことがわかった。
『王様と私』は、19世紀半ばのタイを舞台に、国王と王室の教育係として雇われたイギリス人女性アンナとの関係を描いた作品。1951年にアメリカ・ニューヨークのブロードウェイで初演され、数回にわたって再演されている。
渡辺が主演を務めた4度目の再演版は今年4月から上演。『トニー賞』では、渡辺が候補に名を連ねたミュージカル部門主演男優賞をはじめとする計9部門にノミネートされ、リバイバル作品賞、主演女優賞、助演女優賞、衣装デザイン賞の4部門で受賞を果たした。渡辺は受賞を逃している。