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日系企業最大規模の都市開発に、三井不動産がロンドンで複合再開発事業に参画

2015年06月08日 11:23  Fashionsnap.com

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メディアビレッジ敷地内イメージ Image by: 三井不動産
三井不動産が、英国子会社Mitsui Fudosan UKを通じて、ロンドン市ウエストエンドから西に約6kmに位置する大規模複合再開発事業「(仮称)ホワイトシティプレイス再開発計画」に参画する。メディアやファッション産業等のテナントを誘致するプロジェクトで、ロンドンにおける日系企業の都市開発としては最大規模となる。完成は2017~18年で、総事業費は約4,000億円。

三井不動産がロンドンで複合再開発事業に参画の画像を拡大

 「(仮称)ホワイトシティプレイス再開発計画」は、同社グループが英国の公共放送局BBCより取得し、新築ビルの建築および既存ビルの改修などを行うプロジェクト。既存のオフィスを活気のある都心型ビジネスパークとして再生し、オフィスや住宅、ホテルなどから構成される複合施設へ生まれ変わらせる再開発事業「(仮称)テレビジョンセンター再開発計画」とのシナジーを活用することで、メディアやIT、ファッション産業等のテナントを誘致して賑わいのある街づくりを推進していくという。
 今回の事業は、同グループと資本提携をしている英不動産開発会社スタンホープとの共同事業。なお三井不動産は2015年5月に公表したグループ中期経営計画で、2017年までの3年間で、欧米・アジア地域で約5,500億円の投資を行うと発表している。