「気分をリセットしてリラックスするのがいちばん。男性は、あいまいにして寝てしまおうとするかもしれませんが、気まずいままにしておくと、次のセックスの際にも心理的なプレッシャーになって、うまくいかなくなってしまう心配もあります。そこは女性から歩みよって、スキンシップなどで緊張をほぐすのが効果的。『一緒にお風呂入ろうか』『マッサージし合おう』など、さりげなく提案してみましょう」（同）
さらに、入浴してからマッサージをして腰回りの血流を促したり、お酒や温かい飲み物を少し飲んだりするのもリラックスにつながる効果が。その後で気分が高まれば、もう一度トライしてもいいけれど、無理せず一晩眠ると、翌朝には再びできるようになることも。
「手や口を使ってぎりぎりまで高めてから挿入するという方法もありますが、それだとどうしても女性のカラダが準備できていないので、負担が大きくなってしまいます。やはり、いったんセックスから離れて、くつろぐ時間を楽しむのがおすすめです」（同）
スキンシップを提案する以外に、フォローする手段は？
「中断したことを問い詰めたりせずに、『ちょっと疲れてるのかもね』などと彼をねぎらう言葉をかけて。こんなときは女性のほうが大人になって、余裕をもって接してみましょう」（同）
ときにはセックスがうまくいかないことだってあるもの。そんなときは、考えすぎずにいつもとは違うスキンシップのひとときを楽しんでみるのもいいかも。
OLIVIA
ラブライフアドバイザー。2003年より、「触れ合うことの癒し効果」と「美容と健康」を研究すべく、アロマセラピストとして活動開始。2007年からセックスアドバイザーとして活動開始。2010年よりラブライフアドバイザーに改名。性行為だけでなく、食生活やメンタルケアを含む生活全般の「ラブライフ」の在り方を提唱する。ラブライフを楽しむための講座や、サロンでのアロマトリートメントも行っている。著書『最高に気持ちがいい！感じるセックス、飽きないセックス』（実業之日本社）など。
