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笠井崇志、ポルシェ・カレラカップ・イタリア開幕戦は最後尾から追い上げ9位獲得

2015年06月05日 18:20  AUTOSPORT web

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ポルシェ・カレラカップ・イタリア(PCCI)開幕戦 笠井崇志
5月30日~31日、イタリアのモンツァでポルシェ・カレラカップ・イタリア(PCCI)の開幕戦が行われ、アントネッリ・モータースポーツから参戦している笠井崇志はレース1で9位を獲得している。

 現在19歳の笠井は、3年前から単身ヨーロッパに渡り、2013年にはトニーカートワークスドライバーとしてCIK-FIA世界選手権で優勝を飾った経験ももつ。その後、フェラーリ・ドライバーアカデミー等を経て、14年はイタリアFIA-F4に名門プレマパワーから参戦。今季からはハコ車に転向し、ポルシェ・ヤングドライバープログラムの一員として、昨年のPCCIチャンピオンチームであるアントネッリ・モータースポーツへの加入が決まっていた。

 モンツァで行われた開幕戦には20台が参加。笠井は、上位8台がQ2進出となる予選Q1で、8番手にコンマ1秒ほど届かず10番手に。決勝レース1では、スタートでエンジンストールに見舞われて最後尾まで後退するも、ハイペースで挽回。最終的には9位までポジションを上げてレースを終えた。一方、レース2では、フォーメーションラップでギヤトラブルが発生。ピット内で作業が行われたものの、残念ながらリタイアとなっている。

 PCCIの第2ラウンドは6月27日~28日にイモラで開催される。