マノーF1チームは、2013年のGP2チャンピオン、ファビオ・ライマーを今季のリザーブドライバーとして迎えることを発表した。
スイス出身26歳のライマーは、2013年にGP2でタイトルを獲得したものの、F1昇格は果たせず、昨年はWECおよびル・マン24時間に参戦。今年初めにはTEAM無限で全日本選手権スーパーフォーミュラに参戦することが発表されたが、その後契約が解除された。
ライマーは2011年にザウバーからF1若手ドライバーテストに参加した経験を持つ。
マノーはライマーを今年何度かフリープラクティス1に参加させる予定であると発表しているが、具体的なスケジュールはまだ明らかになっていない。
「この機会を与えられたことに興奮している。僕の能力を信じてくれたマノー・マルシャF1チームに感謝したい」とライマー。
「FP1で走るチャンスがあることをとても喜んでいるし、サーキットでチームと一緒に過ごし、僕の見解と経験によって技術面で貢献し、チームやF1の運営について学ぶことを楽しみにしている」
「僕にとって大きなステップだ。早く仕事に取り掛かり、僕を信じてくれたチームにお返しをしたい」
マノーは1日には技術体制を強化したことを発表、メルセデスでテクニカルディレクターを務めたボブ・ベルをテクニカルコンサルタントに、トロロッソの元チーフデザイナー、ルカ・フルバトをヘッド・オブ・デザインに、ケータハムF1でヘッド・オブ・エンジニアリングオペレーションズの役割を担っていたジャンルカ・ピサネロをチーフエンジニアに採用したことを明らかにしている。