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靴箱を100%活用すれば玄関がスッキリ!

2015年06月04日 00:02  オズモール

オズモール

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玄関にはいつもたくさんの靴が散乱していて、誰かが家に遊びにくるとき、慌てて靴箱に詰め込む…なんて心当たりはない? 玄関は家の顔でもあるので、キレイを保ちたい場所。そこで、収納スタイリスト(R)の吉川永里子さんに、玄関の片づけのコツを教えてもらった。

「玄関をスッキリさせるためには、靴箱を上手に活用することがマスト。これさえマスターできれば、玄関は見違えます」(同)

まずは、靴箱に埋没している、ワンシーズン履かなかった靴やサイズが合わない靴は迷わず処分するべき。

「靴の仕分けが終わったら、靴箱のどこになにを収納するべきかを学びましょう」(同)

◎上のほうの段
あまり使わないレジャーシート、シーズンオフの靴、冠婚葬祭用の靴などを入れる。
◎中ほどの段
目につきやすく、取り出すときにわざわざしゃがまなくてもいい位置なので、今の時季によく履くオンシーズンのパンプスなどを入れておいて。
◎下のほうの段
傘類やレインブーツ、シューケア用品などをしまって。

とはいえ、もともと家の靴箱が小さい場合はどうしたらいいの?

「靴箱の棚板は、調節可能なタイプがほとんど。持っている靴の高さに合わせて、ムダな隙間なくした高さに設定すると、もう一段棚が増やせます。パンプスなどをのせるなら、棚板のかわりにつっぱり棒2本でも代用できます」(同)

さらに、靴箱に靴を1足でも多く入れるには、「つま先を土踏まずに揃える」のがポイント。

「靴はつま先の幅のほうが広くなっているものが多いので、右足の靴のつま先を左足の靴の土踏まずの凹みにピタリと合わせれば、普通に並べるよりスペースをとりません」(同)

また、靴を上下に収納し、靴箱の空間を有効活用するための便利グッズ・Z型のホルダーを使うのも手。ただ、どうしても取り出しにくくなってしまうので、ホルダーはシーズンオフの靴に使用して。

自分の家の靴箱サイズに合わせて、靴をきちんと収納できれば玄関もスッキリ。いつ友達や彼が遊びにきてもいいように、普段からキレイを心掛けよう!


吉川永里子
収納スタイリスト(R)・Room&me代表。整理収納アドバイザー1級認定講師。大学卒業後23歳でフリーライターとなり、2008年主婦向け雑誌に登場したのをきっかけに本格的に収納スタイリストして活動を開始。メディアを中心に整理収納スタイリングやアドバイスを行う傍ら、個人のお客さまを対象とした整理収納サポートに精力的に取り組む。著書に『ズボラさんのための片づけ大事典』(エクスナレッジ)、『吉川永里子のクローゼット収納』(主婦の友社)がある。