ザウバーF1チームは、8月の夏休み明けに大規模なアップデードパッケージの導入を予定しているが、それまではポイント争いで苦戦を強いられると認めている。
先のモナコでフェリペ・ナッセが9位2ポイントを獲得したザウバーは、現在コンストラクターズ選手権でフォース・インディアやロータス、トロロッソといった中団グループのライバルを抑え、堂々の5位につけている。
しかし、スイスチームを率いるモニシャ・カルテンボーンは、今後数戦の厳しい戦いを予想している。
「5位に踏みとどまるのは難しいでしょう」とカルテンボーン。
「他のチームが我々以上のことをやってくることは分かっています。ですが、私たちは私たちなりに物事を進めていかなければなりません」
彼女は、現在計画しているアップデードがかなり大掛かりなものになると語っているが、導入時期については慎重な考えを示している。
「私たちは大掛かりなアップデートに取り組んでいます」
「Bスペックとまでは言いませんが、それでも大規模なアップデートパッケージです」
「そのパッケージで私たちが望むようなレベルに到達するのは休み明けになるでしょう」
「それを機能させることができるまでは導入するつもりはありません」
チームは今季、ドライバーの契約問題が大きなトラブルとなり、ギド・バン・デル・ガルデとは19億円とも言われる和解金で決着したと言われている。