小林麻耶といえば「ぶりっ子」。「演じているなら凄い」と明石家さんまにも言わせるそのキャラクターだが、35歳を過ぎてもなお「媚び媚び」を貫く彼女に対し、周りの女達の反応が少しずつ変わってきているようだ。
6月2日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)で小林のオフタイムでの「ぶりっ子ぶり」を暴露したのは西川史子。西川によると、小林はタクシードライバーにすら下の名前で呼んでいるのだという。
いわく、「例えば『たかふみさん』だったら『たかふみさん、次どこですかぁ?』って」。知り合いにならまだしも、たまたま乗ったタクシーの運転手に、である。(文:みゆくらけん)
周囲の反応が「ただムカツク」から変化
これには、さんまも驚き「うっわ小林、逆に凄いわ! 普通、『運転手さん、そこ右へお願いします』って、名字ですら呼べへんもん」と。皆が驚きの表情をみせる中、キョトンとした顔で「下(で呼ぶのが)が好きなんです~」と小林。
思わず小閑美保は「いや私、この話聞いて才能だな、と思いました。特訓してもできないですよ。いろんな女の人見てきたけど、ここまでの人見たことない!」と興奮し、「銀座のママよりはるか上ですよ!」「ここまでいくと鼻につかない!」と感動すら覚えていた様子。
さんまが「だから言うたやろ?(アナの)仕事辞めてもクラブ経営できるって前に言うたんや」と言うと、周りからは「できますよ!」「凄い!」と絶賛されていた。
以前はバッシングの標的とされていた小林であったが、彼女に対する女性たちの反応が「ただムカツク」ではなくなっているのである。「寿司屋の大将のことも下の名前で呼んでいた」とさらなる小林の暴露をした西川の顔も柔和で、どこか憐れみの表情に近かった。
間違いなく女たちが小林の「ぶりっ子」を受け入れ、「この子はもう仕方ない」と許している。何事も貫き通すことは大事なのである。アッパレ小林。
将来は「珍獣オバチャン」キャラで重宝?
同じ「ぶりっ子アナウンサー」でも計算が見える田中みな実とは違い、小林はマジで地でやっていそう。少し前にも散歩しながらひとりニコニコ笑っていたり、彼氏が欲し過ぎて妄想の「エアー彼氏」を作ってベッドまでこしらえちゃったりと、天然キャラがいき過ぎてもはや「怖い」「痛い」レベルである。
35歳を過ぎても貫く突き抜けた小林の「ぶりっ子」キャラ。このまま40歳、45歳と年を重ねてもこのキャラは定着したまま、一度着たら決して脱げない鎧となって今後の小林を彩っていくのだろう。
想像したら、ちょっと楽しみな小林の未来像。似た路線だが、いとうまい子の上を行くのは確実だろうし、ちょっとした「珍獣オバチャン」としてバラエティで重宝されるかも!?
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