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福岡三越に空港型免税店オープンへ 三越伊勢丹HDが福岡空港ビルらと合弁会社設立

2015年06月03日 19:42  Fashionsnap.com

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FUKUOKA DUTY FREE SHOPのイメージ Image by: 福岡空港ビルディング
三越伊勢丹ホールディングスが6月3日、福岡空港ビルディング、西日本鉄道の3社による合弁会社「福岡デューティーフリー(仮称)」を設立することを発表した。福岡三越の館内に空港型免税店を出店することが目的。オープンは2016年4月1日を予定している。

福岡三越に空港型免税店が来春オープンの画像を拡大

 福岡デューティーフリー(仮称)の資本金5,000万円のうち、福岡空港ビルディングが60%、西日本鉄道株が30%、三越伊勢丹ホールディングスが10%を出資。福岡空港および博多港の外国人入国者数は昨年120万人を超えるなど、九州・福岡でも外国人旅行者が増加傾向で、出国する国内外旅行者の新たな消費需要喚起を狙い今回の合弁会社設立に至ったという。
 福岡三越9階に約1,300平方メートルの広さで展開する空港型免税店「FUKUOKA DUTY FREE SHOP」では、ラグジュアリーブランドを中心としたファッションアイテムをはじめ、時計・宝飾、化粧品、食品・酒・たばこ、雑貨、電化製品等を販売予定。福岡空港から出国する日本人と外国人、クルーズ船で訪日する外国人が対象で、初年度の売上は30億円を目標にしている。
 三越伊勢丹ホールディングスは昨年7月、日本空港ビルデング、成田国際空港、NAAリテイリングの4社で合弁会社の設立を発表。従来の空港内の免税店に加えて市中で空港型免税売店を展開させることが目的で、今年度中には、沖縄を除いて国内初となる市中免税店「JAPAN DUTY FREE GINZA」を三越銀座店8階にオープンさせる。