『マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展「印象、日の出」から「睡蓮」まで』が、9月19日から東京・上野の東京都美術館で開催される。
印象派の画家として生前に成功を収め、晩年に描いたものを中心に多くの作品を最期まで手元に残していたというクロード・モネ。同展では、息子のミシェルが相続後にフランス・パリのマルモッタン・モネ美術館に遺贈したというコレクションを紹介。モネの作品に加え、モネ自身が収集した作品やモネが愛用した品の展示を通して、モネの豊かな創作の世界に迫るという。
展示作品には「印象派」の由来になったとされるモネの作品『印象、日の出』をはじめ、子どもたちの成長を記録した作品や、モネの友人であるピエール=オーギュスト・ルノワールによるモネ夫妻の肖像画、旅先の風景画、晩年のモネが白内障を患いながらも描き続けた『日本の橋』など約90点が集結する。
また、東京都美術館での会期集終了後には、12月22日から福岡・福岡市美術館、2016年3月1日から京都・京都市美術館、6月4日から新潟・新潟県立近代美術館でも展示が開始される。なお、展示作品は会場や日程により異なる場合があるため、詳しくはオフィシャルサイトをチェックしよう。