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フォード会長がル・マン24時間のスタートフラッグを担当

2015年06月03日 16:40  AUTOSPORT web

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フォードの会長を務めるビル・フォード。2015年ル・マン24時間のスタートフラッグを担当することになった。
ル・マン24時間を運営するフランス西部自動車クラブ(ACO)は、今年のル・マン24時間のスターターとしてフォード会長のビル・フォード(ウイリアム・クレイ・フォードJr.)を選出した。

 ル・マン24時間では、ACOに選出された人物が毎年のスタートフラッグを担当。昨年はF1ドライバーのフェルナンド・アロンソが選ばれているが、今年はフォードの会長が選出されることになった。ビル・フォードは、フォードを創業したヘンリー・フォードのひ孫で、1966年にル・マンのスタートフラッグを担当したヘンリー・フォード2世の甥にあたる。

「私の一族の歴史は、サルト・サーキットでの伝統のレースと非常に密接な関係があるんだ」とビル・フォード。

「50年前のフェラーリとの戦いはモータースポーツの歴史でも大きな出来事となっている。今年のル・マン24時間を訪れ、僕のおじが1966年に行なったように、伝統の耐久レースのスタートフラッグを振ることをとても光栄に思うよ」

 ちなみにフォードは今年はじめ、北米国際自動車ショーで新フォードGTを公開。このマシンをベースとしたGTE車両で2016年のル・マン24時間にワークス参戦するのではないかとも噂されている。